美容クリニックで働く「美容ナース」は、夜勤がない働き方で人気があり、友達からも羨ましがられます。
しかし一方で「美容ナースはきつい」という声を聞いたことがある人もいるかもしれません。
今回は、美容ナースの仕事がきついと言われる理由を実際の現場の視点から解説します。
①クレーム対応
まずはクレーム対応が病棟看護師よりも多くなることが挙げられると思います。
治療効果に納得がいかない患者さんや、待ち時間やスタッフの対応に不満を抱く患者さんなど…自由診療は高額な金額が動く分、満足のいかないことがあるとストレートにクレームを受けることがあります。
また、病棟だったら師長さんなどが対応してくれていたようなトラブル案件も、クリニックという人数が少ない環境では経験年数に関わらず対応しなければならないこともあります。
口コミやSNSのコメント欄にクレームを書かれたり、名指しで書かれることもまれにあることなので、病棟とは違う辛さがあると思います。
私は病棟ではクレーム対応をすることはほぼなかったので、クレーム対応をするときは今でも緊張します。
他院の美容ナースの話を聞いていると、安さを売りにしているクリニックの方が、悪質なクレームが多いように感じます。
②ノルマ・売上げを意識しなければならない
私の職場はノルマはありませんが、売上げはインセンティブに影響するので多少なりとも売上げを意識しながら働く必要があります。
肌治療をしながら患者さんに合いそうな基礎化粧品をお勧めしたり、売上げを上げられるようなキャンペーンを考えたり…
分かりやすく数字で出るものなので、逆にやりがいを感じることもありますが、プレッシャーに感じる人もいると思います。
病棟ナースの頃は気にしていなかった視点だなと思います。
③時間厳守で施術をしなければならない
肌治療にかかる時間は施術ごとに決まっているため、その時間内に終わる想定で予約を入れています。
そこで時間内に終わらない場合、次の患者さんの待ち時間に繋がったり、他のスタッフに迷惑がかかったりもします。
患者さんのお肌の状態によって慎重に施術を行いたいと思ったり、患者さんとの話が盛り上がることもありますが、時間は絶対に守らないといけません。
予約の詰め方はクリニックの方針によって様々ですが、価格帯の安いクリニックの方がたくさんの予約を入れる必要があるため、忙しいことが多いと思います。
④勤務時間が遅い・土日の休みが取りにくい
18時〜19時頃まで診療しているクリニックが多く、定時退勤の場合は病棟よりも遅い時間に終わることになります。
また、全身麻酔の手術を行っている美容外科では、術後の患者さんが帰院できる体調になるまで残業となることもあります。
夜勤がないとはいえ、日付が変わる時間まで残業したことも…。
人によっては子育てしながらのフルタイム勤務は難しい時間帯だと思います。
また、土日や大型連休は繁忙期になるので、お休みは取りにくいです。
休診日が決まっているクリニックであればその通りの勤務になりますが、シフト制の場合は土日の休みは取りにくいと思った方が良いと思います。
暦通りの仕事をしている人とは休みが合いにくくなるので、注意が必要です。
美容ナースはメリットもたくさんありますが、病棟とは違う大変さがあります。
自分性格や希望する働き方に合っているか、考えることが大切です。
美容ナースはきつい?現役美容ナースが感じた大変なこと
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